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2006年 05月 03日
![]() 歯科治療は細かい手作業が多い仕事なので、 細かなところまで見える顕微鏡のような目が必要になります。 特に、近年の歯科技術や材料の進歩とともに、 より高度で繊細な技術が要求されてきました。 私の体で唯一の自慢は、 つい最近まで、視力がず~と2.0だったことです。(1月20日のブログ) それでも、細かい治療が要求される時には、 拡大鏡を使用していたといえば、 その繊細さが少しはイメージしていただけると思います。 例えば、 指の指紋は、簡単に1本づつ見分けが付くだけではなく、 微妙にその線が凸凹しているのがはっきり見えるくらいです。 その視力も、45才を過ぎると、 さすがに、老眼を感じるようになったので、 拡大鏡を使用する頻度が増えてきました。 つまり、長年の知識と経験の積み重ねによる 能力の向上はしてきたのですが、 体の能力は衰退していきます。 でも、体の能力の衰退を補うために、 拡大鏡などの道具の進化してきたので、 いまのところ、年齢とともに向上できているとことが 実にありがたいことだと感じている 今日この頃です。
by tobizoh
| 2006-05-03 01:53
| 歯科医師として
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